思考のかけら

日々頭に浮かんだことを、徒然に雑然と書いていきます。

さりげない真実

口元を手で覆ったところで、咳がおさまるわけではない。

耳を塞いでみたところで、とりまく音が消え去るわけではない。

目を閉じてみたところで、瞼の裏を見ないわけにはいかない。

指先で瞼を拭ったところで、涙が止まるわけではない。

手を繋いだところで、いつかは離さぬわけにはいかない。