思考のかけら

日々頭に浮かんだことを、徒然に雑然と書いていきます。

出べそのお母さん

昨日、2組の北野に「お前の母ちゃん出べそ」って言われました。

今時そんな言葉を使う人がいるなんてびっくりしましたが、多分アホのあいつのことだから、昔の漫画か何かを読んで覚えて、つい使ってみたくなったんだと思います。

でも私もその言葉は人をバカにする言葉だってことは知っていたので、むかっときました。

でもそこで北野に言い返したら、私もあいつと同レベルになると思って、無視しました。

 

 

何でこの学年の男子ってバカばっかりなんでしょうか。

高学年にもなって低レベルな言葉で人をからかったり、汚い下ネタばっかり言うので、恥ずかしいです。

私もお姉ちゃんみたいに早く中学生になりたいです。

 

 

家に帰って、その日北野に言われたことをお母さんに話しました。

するとお母さんは「ほれ」と言って、エプロンをめくって私にお腹を見せてくれました。

お母さんのおへそはぽっこりへこんでいなくて、どちらかというと平坦な感じでした。

しかもおへその上の方が、ちょっと出っ張っていました。

北野が言った通り、私のお母さんは出べそでした。

「あんたもよ」とお母さんは言いました。

私もエプロンをめくって自分のおへそを見ました。

お母さんほどではないですが、私のおへそもあまりへこんでいませんでした。

それに、これもお母さんほどではないんですが、おへその上の方がちょっぴりだけ出っ張っていました。

私は「へへ」と笑って、お母さんも「ふふ」と笑いました。

 

 

今度また北野が「お前の母ちゃん出べそ」って言ってきたら、堂々と「そうだよ」って言ってやろうと思います。